風水セラピスト資格

風水セラピストは、風水の知識を理解し、陰陽・五行を用いて運気を呼び込める人に与えられる仕事です。風水は家具の配置や土地の良し悪しを風水的見地から判断できるので、インテリア関係の仕事や、不動産関係の仕事にも役立てられます。

風水セラピスト資格で学べること

風水は、4000年前の中国を起源とする非常に歴史の長い占いです。陰陽と五行によって運気の流れをつかみ、運気を呼び寄せ、また邪気を払います。

風水セラピストの資格取得に伴って、風水の歴史を学べるとともに、実際に風水を使った占いを学べるようになっています。

風水は長い歴史の中で、陰陽と五行（火・土・水・木・金）の流れを読み、培われた実践的な占い方法です。

非科学的ではありますが、実践、統計に基づいているため、風水の歴史を学ぶことは風水セラピストにとって非常に重要です。

風水を体系的に学び、実践を身に着けると、風水セラピストとして、実際にアドバイスを与えられるようになります。

さらに、開運・浄化グッズについての知識を学び、使い方・効果について適切にアドバイスできるようになります。

空間の気を見るのが風水

風水は、陰陽・五行を用いることで気の流れを見ます。

気の流れが良いと、運気が流れ混み留まります。この「気の流れ」を見て、運気を上昇させるにはどうしたら良いのかをアドバイスするのが主な仕事です。

例えば、玄関は運気が入り込む場所なので、ゴミのような邪気を放つものを置いてはならないことや、トイレのような邪気を放つ場所は常に清潔に保たなければならない、という具合です。

風水セラピストは、こうした気の流れを用いたアドバイスを、インテリア関係の仕事や、住宅関係の仕事に活かせる強みもあります。

家のインテリアを決めるときに、お客さんは、デザイン的な観点以外に何か根拠を求めます。その決めの一押し、根拠として風水が大きな力を持ちます。

日本人は霊的な現象を始め、「見えないもの」に強い力を信じる傾向があります。

そのカーテンは○○色の方が運気が上がりますよ、というアドバイスは、一歩進んだクオリティのサービスとなります。

時に吉方位（九星気学）も合わせると良い

風水の考え方は、中国発祥なので、中国の易学と強い関わりがあります。

風水セラピストの資格取得に伴い、風水の知識をつけながら、吉方位（急星気学）の知識も身に着けるとなおよいとされます。

吉方位は、風水の中では、運気の強い方角のことです。

風水では、人間一人ひとりに「本命星」が定められています。この「本命星」ごとに運気の強い方位が異なります。

例えば、家を建てるときに土地を探すでしょう。その際に吉方位を用いたアドバイスが使えます。相談者の「本命星」を知り、相談時の吉方を調べ、その方角の土地を探します。

候補となるいくつかの土地が見つかると、次は風水的な観点から、その土地が運気を呼び寄せるかどうかを占います。

風水では、例えば金運上昇を願う人にとってはどんな環境が良いか、という答えを出せるので、お客さんの希望に応じたアドバイスができるのです。

何か物事を決めるときは、そうした「最後のひと押し」があると、相手の満足度がとても高くなります。もちろん、その土地や環境が気に入っているという前提は必要ですが、風水でのアドバイスが最後のひと押しとなる状況は意外と多いのです。

開運・浄化グッズの正しい知識も

風水では、適切な場所に開運・浄化グッズを用い、運気の上昇を手助けするという考えがあります。

風水の考えに則ると、これら開運・浄化グッズは効果的なもので、多くの利用者にも喜ばれます。

しかしその使い方の説明・知識が一歩でも間違っていると、トラブルになってしまうこともあります。

例えば、開運・浄化グッズの効果を購入するだけで良いことが起こる、という説明をしてしまうと、まるで霊感商法のように受け取ってしまう人もいます。

開運・浄化グッズは買うだけでお金が貯まる、良いことが立て続けに起こる、ということはありません。

あくまで風水の気の流れを良くし、運気の上昇を手助けする力しかありません。そういったグッズ一つ一つの知識を正しく学んでいなければ思わぬトラブルになります。

風水セラピスト資格取得においては、資格取得の条件にこれら開運・浄化グッズの知識も含まれるので、安心して資格取得・開運・浄化グッズの販売ができます。