筋トレ資格は、トレーニングに適したストレッチ、筋力をより効果的につけるための最適な食事法なども身につきます。道具を使用した筋トレや鍛え方の手順などもしっかりと体系的に学べるようになっています。
筋トレ資格で学べること
筋トレには、トレーニングサポーター資格や筋トレインストラクターといった資格があります。
トレーニングサポーター資格は、筋力増強には欠かせない食事についての正しい情報や摂取、管理法、タンパク質を補強するプロテインの選択の仕方などの知識をより深く学べます。
また、いきなりトレーニングをするのではなく、準備段階のストレッチ法やダンベルや筋力増強マシン等の使用方法も習得できます。
筋トレインストラクター資格は、トレーニングを行うにあたって必要な筋肉についての基礎知識や効果的なトレーニング法、指導の仕方や注意点も含め、より専門的な知識を習得できます。
これらの知識を深めることで、実践する際の重要なポイントやプログラムの立案、どうすれば、モチベーションを保ちながら効率良くトレーニングを継続していけるのかなどの理解も同時に深まります。
効果的な筋トレとは
筋肉を効果的に鍛えるためにはポイントがあります。
今回は6つのポイントを紹介します。
1.大きな筋肉から鍛える
全身を平等に鍛えるのではなく、まずは、大きな筋肉である背中や腹部周囲、大腿四頭筋などの足周りなどから鍛えるとより効果的です。さらに大きい筋肉を鍛えると代謝が向上するので、脂肪を燃えやすくします。
2.トレーニング中の各セット間は短くする
筋力UPにかかせない筋肥大を、より上手く促すには成長ホルモンの分泌が必要です。成長ホルモンには、タンパク質を合成し、筋肉を作り出したり、脂肪の蓄積を抑制したりする効果がある為、効率的に分泌させるトレーニングを意識することが重要なのです。
トレーニング中の各セット間は30秒~1分以内を目安とし、疲労を適切に蓄積されるように設定します。
それによって、乳酸が溜まり、成長ホルモンの分泌を促してくれます。
疲労が完全に回復してしまうと、トレーニングの効果が下がってしまい、成長ホルモンの分泌が促進されづらくなってしまうのです。
3.高負荷低頻度で実施
筋肉を大きくするには、強い負荷量を与えながらトレーニングを実施することも重要です。
例えば、ダンベルトレーニングやスクワットなどは、6〜10回ほどでキツくなるくらいの負荷に調整して、2〜3セットほど行います。
4.筋肉をしっかりと休ませ超回復をさせる
筋肉の強化をする為には、休息をするというのもポイントとなります。
筋肉をしっかり休ませることで、筋自体の総量がトレーニング実施前より増加するのです。しっかりと筋肉疲労が回復してないのにトレーニングに取り組んでも、筋は強化されづらいのです。
5.ダンベルはゆっくり上げてゆっくり下ろす
ゆっくりとした動作を行うと、筋肉がしっかり刺激される為、効果的な筋肥大が期待できます。特にダンベルを使用した運動など行う際は、より効果的となるでしょう。
6.プロテインを摂取して効率的に
プロテインは筋肉を作るためのタンパク質の補強として上手に取り入れた方がより効果が現れます。特にトレーニング後の消耗した身体には吸収され、効き目が抜群にアップします。
エクササイズとトレーニングの違い
エクササイズとトレーニングの違いを知っていますか?
なんとなく似てはいますが、意味は異なります。
ここでは、2つの違いを詳しく解説していきます。
エクササイズとは?
目的としては、主に健康のための運動、体力や体形の維持またはダイエットを行う運動です。
負荷量の比較的軽い運動を繰り返し行ったりしていきます。
運動の例として、よくスポーツジムやフィットネスクラブ等で開催しているエアロビクスダンスやエアロバイクレッスン、さらにはウォーキングやサイクリングなどが挙げられます。
トレーニングとは?
トレーニングの場合は、より専門的に鍛え抜く意味合いが強くなります。
専門的に効率良く狙った筋肉や体力向上を狙って高負荷トレーニングにより集中的に鍛えていくイメージです。
例としては、スクワット動作、腕立て伏せ、ダンベルやトレーニング機器を使用した運動が挙げられます。
現代人に欠かせない筋トレを学ぶ
近年は技術が格段に進歩しており、私たちの生活が楽になるようにサポートする家電グッズなどがどんどん開発されていっています。
しかしその分、人が一生懸命動いたり働いたりせずとも代役を担ってくれるので、私たちは運動不足になってしまいがちです。
また、最近では在宅ワークの増加や外出自粛の影響で、運動の機会もますます減少傾向なのが現状でしょう。
運動の習慣を身につけることで、健全な体を保てることになります。
その方法のひとつとして筋トレがあり、現代人に必要な営みとして実践が大切だと言えます。
筋トレ資格は、筋肉の知識やトレーニング方法だけではなく、食事管理や体質の見極め、一人ひとりに合わせたプログラムメニュー作成方法が学べるようになっています。
また資格取得後には、講師やインストラクター、パーソナルトレーナーといった幅広い活躍もできる資格でしょう。
筋トレに役立つ道具の使い方から、部位に応じた効果的なトレーニング法などをしっかりと習得出来る
トレーニングに効果的なストレッチや必要な栄養素についての知識などを効果的に学べる
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