コロナ禍で私たちの暮らし、生活様式は一変しましたが、こんな誰もが辛い今の状況だからこそ、求められる資格の一つにアーユルヴェーダ資格があります。当記事では、アーユルヴェーダ資格についてご説明いたします。
より詳細な内容を知りたい方は、ぜひ資格公式サイトも合わせてご覧ください。
アーユルヴェーダ資格で学べること
- どんな資格?
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アーユルヴェーダの資格にアーユルヴェーダアドバイザー資格というものがあります。
アーユルヴェーダの基本知識・技術を用いて生活の質をよりよくするためのアドバイスを行えるのが、アーユルヴェーダアドバイザー資格です。
資格取得のために学ぶ内容は、アーユルヴェーダの歴史、ピッタ・カパ・ヴァータの基本ドーシャそれぞれが持つ特徴や傾向、ドーシャに合わせた食事や生活習慣、ボディケアの方法、ケア方法の実生活への取り入れ方などです。
- どうすれば取得できる?
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受験資格は特にありません。受験料10000円でインターネットからの申し込みで、在宅受験できます。
2ヶ月毎に年6回の試験実施日が設けられています。合格基準は70%以上の評価なります。
アーユルヴェーダと施術
アーユルヴェーダでは個人個人に合わせて、最適な素材、ハーブや薬膳、オイルなどを使ってトリートメントしていきます。
施術にはさまざまな種類があります。
ピッタにはローズやブルー、カパには赤や紫、ヴァータには黄色やグリーンというように、それぞれのドーシャに合う色や花、葉を配合しています。
これにはカラーセラピー、アロマセラピーの効果があります。
コレステロールの低下などの効果があります。
牛乳、木の根、水牛のバター(ギー)、ごま油を合わせた液体に赤米を詰めて蒸したボールを漬け、それを体に押し当てる施術です。
筋肉や関節の痛みを和らげ、毒素を排出します。
温めたオイルを全身にリズミカルに流し続けます。心地よさにほとんどの人が眠ってしまいます。
ストレス、頭痛、鼻詰まりが解消されます。
温めたオイルを額の中心に流し続け、思考から開放されて瞑想状態になります。
肌の深層部の老廃物をクレンジングすることで、くすみが除去されます。
アスパラガスやフレッシュハーブなどを混ぜてペースト状にしたものを、全身に塗って包みます。
古い角質を除去して栄養を補給し、心身の緊張もほぐします。
個人の体質に合ったハーブやスパイスを混ぜ合わせた粉末とオイルを使って、優しくマッサージします。
顔に溜まった毒素を除去し、毛穴の黒ずみ、シワ、ハリなどに効果があります。
体質に合わせたハーブやスパイスを調合したペーストを顔に乗せてパックします。
凝りの強い幹部を芯から温めて痛みを緩和します。
小麦粉で土手を作って、温めたハーブエッセンスやオイルを注ぎ腰や首に施術します。
伝統医療としてのアーユルヴェーダ
そもそもアーユルヴェーダって何?
最近、日本でも『アーユルヴェーダ』という単語を耳にするようになりましたが、ぼんやりとしたイメージは浮かんでも、実際は何なのかはわからないという方も多いと思います。
あなたは世界三大伝統医学をご存知ですか?
世界三大伝統医学と言われるのは、ユニナ医学(ギリシャ・アラビア医学)、中国医学、そしてインド大陸のアーユルヴェーダです。
寿命、生気、生命を意味するサンスクリット語のアユース(Ayus)と知識、学を意味するヴェーダ(Veda)を組み合わせた言葉です。
そして5000年の歴史を持つインド・スリランカ発祥の伝統医療のことを指します。
アーユルヴェーダ医学とは?
アーユルヴェーダ医学はWHO(世界保険機構)も注目する代替医療(CAM)です。
アーユルヴェーダの根本的な理念は、トリ・ドーシャと呼ばれる3つの要素のバランスが崩れると病気になると考えることにあります。
ですから病気になってから治すということより、病気になりにくい心身を作り、病気を予防して健康に過ごすという「予防医学」の理念に立っています。
アーユルヴェーダの中心には、人間の体質を形作る基本的な構成要素に関する概念の3つのドーシャがあります。
ドーシャとは何?
アーユルヴェーダでは宇宙の万物は「空」「風」「火」「水」「地」の5つの元素・性質からできているという、五元素の理念があります。
宇宙が五元素でできているように、そこに住む人間もそれらのエネルギーと無関係ではなく、そのエネルギーの種類によって肉体・心・性格・病気などが変わっていくとトリ・ドーシャでは考えます。
ドーシャとは?アーユルヴェーダでは、人体には「ピッタ」「カパ」「ヴァータ」と呼ばれる3つの生命エネルギーがあるとされ、この3種類のエネルギーをドーシャと呼びます。
サンスクリット語で「3」を表す「トリ」をつけて「トリ・ドーシャ」と呼びます。
このドーシャのバランスが取れていると健康であり、崩れると病気になると考えます。
生命・人生哲学の一つ
アーユルヴェーダは、生命に向き合い長寿には何が良くて何が悪いのか、幸福な人生とは何か、不幸な人生とは何か、を解いていく世界最古にして最大の学問であり、科学です。
植物を利用し自然の力を借りて治療にあたりますが、その目的は病気の患部を治すことだけにとどまりません。
病気になる原因を探り、今後病気にならないためにどう生きればいいのかというところまで追求します。
日々の暮らしの中でいかにストレスなく、心身ともに健康で過ごすのかを科学しています。毎日、自らの心身の声に耳を傾ければ、余計な病気にはなりません。このストレス社会の現代において、最も求められる人生哲学です。また、この人生哲学と最先端の科学を合わせたなら、さらに健康長寿が実現できます。
アーユルヴェーダアドバイザー資格を持ち、アーユルヴェーダを実践していくことは、自身の健康はもちろん、周りの方を健康にする手助けにもなります。
生き方、考え方の幅が広がるチャンスですので、ぜひチャレンジしてみてください。
アーユルヴェーダの知識・技能を体系的に身に着け、日常生活に取り入れられる資格
アーユルヴェーダの美容・健康などの知識がしっかりと身につけられる資格
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