タロットカード士資格は、タロット占いの基本的な事から占い方法まで、詳しく学べる資格です。取得すると、自分自身を占えるようになるばかりでなく、占い師としての活動もバックアップします。
タロット占いは、女性を中心に大人気の占い方法であり、今後も注目される占いです。この記事ではタロットカード士資格取得で学べることをまとめています。
より詳しい内容は資格公式サイトをご確認ください。
タロットカード士資格(旧:タロットカード占いインストラクター)で学べること
タロットカード士資格は、タロットカードを使用した運勢占いの方法と、無作為に選んだカードの意味などを解説できる民間資格です。
「タロットカード占いインストラクター」は、「タロットカード士資格」に名称を変更しています。名称変更による資格範囲や合格基準の変更はありません。
タロット占い師として活動するには、合計78枚のタロットカードのそれぞれの意味を理解して、カードの組み合わせの意味も知らなければいけません。
タロットカード士資格は、占い師として必要な基本的な知識やテクニックをしっかりと習得した人に与えられます。
自分でタロットを使えるように
タロット占いは、合計78枚のタロットカードを使用して占う方法で、占いが人気の日本でも難解なイメージを持つ方が多いでしょう。
タロットカードの歴史
実際にタロットカードには、ヨーロッパの馴染みのない抽象的な画が描かれています。
タロットカードの現存する最古のものは、15世紀半ばの北イタリアで製作されたものです。16世紀頃からタロットカードの木版画の量産品がでまわり、全ヨーロッパに普及していきました。
そして、1972年に英国の「アルフレッド・ダグラス版」と呼ばれるタロットが現れました。力強い大胆なデザインと鮮やかな色彩で人気となり、現代に多くのタロットカードが創作されるきっかけとなりました。
元々はヨーロッパで制作され、普及していったタロット占いなので、日本人が理解するのは難しいのは無理もありません。
だからこそ、タロット占いを勉強しようとする人は少なく、タロット占い師は希少性あり価値があるのです。
自分で使える利点
タロット占いを占い師にしてもらうために、デパートなどの一角にある占いコーナーや占い専門店、オンライン占いを利用することがあります。
占ってもらった経験ある方は分かると思いますが、占い師に鑑定を依頼すると、それなりの高い料金がかかります。
占いの料金は、占い師によって差があるものの、10分や30分でいくらと時間で請求されます。
占いが好きで、タロット占いで占ってもらいたいけれど、料金が高すぎると感じる方は、思い切ってタロットカード資格士を取得して、自分でタロットカードを使えるようになるというのも良いでしょう。
高い占い鑑定料を払わずに、好きなだけ自分のことや、周りの悩める人も占えるようになります。
タロット占いが好きな方にもタロットカード資格士はおすすめの資格です。
タロットの基本とカードの種類
タロットカードは、遊戯や占いに使用されるカードです。合計78枚で、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚で構成されています。
一般語のタロットは大アルカナのみを指す場合が多く、市販のカードは大アルカナのみのセットが多いです。小アルカナはカードゲーム以外では余り使用されません。
タロットの基本
タロット占いは、タロットを占う人がカードを引いて、絵札の意味を判断して、依頼者の運勢を示唆します。
海外では神秘思想を元にした占いとされています。タロット占いの流れは以下のようになります。
- カードを裏向きにして机の上でシャッフルする
- カード中から数枚を引き机の上に並べる
- 占い結果を読み取る(リーディング)
カードの並べ方は、さまざまな種類あり、スプレッドと呼ばれます。引いたタロットカードの意味を理解し、タロットカードに描かれている光景を基にして意味を感じ取ります。
上下の向きが正しい正位置か、上下逆さまの状態の逆位置かで、解釈が変わります。
タロットカードの種類
タロットカードは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の2種類があります。
「アルカナ」とはラテン語で「arcana」であり、「机の引き出し」の意味から、「隠されたもの」、「秘密」、「神秘」などの意味があります。
arcana | 枚数 | 特徴 |
---|---|---|
大アルカナ | 22枚 | 0番から21番(または22番)まである・象徴的な意味を表わす |
小アルカナ | 56枚 | 棒・剣・聖杯・硬貨に分かれる・数札40枚、人物札16枚がある |
占い結果を導くまでの過程も学ぶ
タロットカードは、一枚一枚に意味があり、引かれたカードの意味を分かりやすく、占いの依頼者に伝える必要があります。
タロット占い師なるために必要なこと
タロットカードの意味を詳しく理解していないと、到底解説はできません。トーク力や分析力が必要となり、書籍だけの独学では難しいでしょう。
タロット占い師を目指す人は、多くはタロットカードに詳しい先生などに習い、自分自身を占うことから始めます。その後、民間資格などを得て占い師として活動しています。
タロットカードの知識を学ぶだけではタロット占い師にはなれません。カードの意味から占い結果を読み取るリーディングがとても大切です。
タロットカード士資格は、自分自身で占えるようになれる資格です。先生に頼らずに、占い結果を導くまでの過程をしっかりと学べるようになっています。
タロットカード士資格の取得によって、占い師の活動やタロット占いを教えるのも可能になるのです。
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