九星気学占術士資格

九星気学占術士は、日本占い師協会主催の民間資格で、九星気学の基本的な知識が一定水準以上身についていることを証明しています。

当記事では九星気学占術士資格の学習内容を具体的にご紹介していきます。

九星気学占術士資格で学べること

九星気学占術士資格の試験内容を解説する前に、まず「九星気学」とは何かについて簡単にまとめていきます。

生れた年月日の九星と干支、五行を組み合わせた占術で、数々の占いや統計学の中で唯一、自分の行動で積極的な開運が可能と言われる占術です。

九星気学を学ぶことによって、自分や誰かの運気をアップのための活用も可能です。

また、不安が減って毎日が楽しくなるだけでなく、悩み事も解決できます。

九星気学占術士資格の取得のための学習で身に着くのは、下記の3点です。

吉方位と凶方位を見て判断

一つ目は、吉方位と凶方位を見て判断することです。

九星気学は方位学とも言われ、方位を意識して行動することで自ら開運できるとしています。

本来人は誰でも凶方位に吸い寄せられるようになっていますが、九星気学で吉方位を活用すると運気が上昇していきます。

吉方位とは幸運を引き寄せる方位で、自分の本命星と相性の悪い方位を除いた方位が年盤の吉方位となります。

土地の持つ強いプラスの気を受け取り、願いを叶えることも可能ですが、方位によって得られるものが変わるので、うまく取れるように学んでいきます。

反対に凶方位はその方向に引っ越したり出かけたりすることで、マイナス作用が生じる方位のことです。

１年の吉方位や大きな道筋を見られる

次に、1年の吉方位や大きな道筋を見られるように学んでいきます。

年盤を使うと、一年間影響を受ける方位が分かります。

月盤は毎月吉方位が変わるので、大事な行動をとる時には月盤も合わせて見る必要がありますが、一年全体を見る場合は年盤を中心に考えます。

まず、年盤には、その年の三大凶殺方位があります。

これらの方位は使えません。

さらに、自分の本命星と相性が悪い方位も使えないので、それらを除いた方位が年盤における吉方位となります。

各自の星に適した仕事・生活がベスト

3点目は、各自の本命星ごとに適した仕事・生活を学んでいけることです。

生まれた年で本命星は決まり、宿命や基本的な性質を表しています。

人が成長し自立すると、本命星の影響を受けながら人生を歩みます。

九星気学には９つの本命星があり、それぞれ意味のことを象意と言います。

どんな象意を持っているのかによって、適した仕事や生活が分かるようになってくるのです。

本命星	仕事	生活
一白水星	サービス業、法律家、作家、水商売	適応能力が高く、人のサポートをする仕事をするとよいでしょう。クリエイティブなので、新しいものを作り出すことで開運できます。
二黒土星	看護師、介護士、不動産関係、土木関係、産婦人科医、陶芸	世話好きなので、裏方で誰かを支えることで開運します。
三碧木星	システムエンジニア、アナウンサー、家電量販店、歌手、マスコミ関係	前向きでパワフルな反面一つのことに集中するのは苦手なので、新しいことに囲まれて、自由に生活するのが向いています。
四緑木星	旅行業、運送業、材木、そば屋、美容師、営業職	社交的でバランス感覚が良いので、全体を管理する役割や人をサポートする仕事に着くと運気が上がります。
五黄土星	葬儀社、廃品回収、政治家、スポーツ選手、不動産業	姉御肌なので、リーダーシップをとれる人間関系の中で生活するとよいでしょう。
六白金星	教育者、法律家、交通業、スポーツ関連、官公庁	完璧主義なので本気を出すと成功します。自分のペースが保たれ、高められる環境に身を置くことが大切です。
七赤金星	金融関係、宝飾、営業、飲食店、歯科医、営業職	愛嬌がありスター性も抜群です。自分を表現できる環境に身を置くと開運します。
八白土星	不動産関係、教育関係、公務員、ホテル業、銀行員	誠実なので、信頼できる人間関係の中で生活すると運気が上がります。
九紫火星	美術家、デザイナー、政治家、俳優、モデル	喜怒哀楽が激しく、華やかな性格です。寛容な人や状況にいると幸せになります。

本命星の影響は一生続くと言われていて、人の運勢を知るためには、まずは本命星を知ることが重要です。

九星気学占術士資格を取得するメリット

九星気学占術士の資格の取得によって、占い師としても自宅やカルチャースクールで講師活動を行う際に、アピールの肩書としても強みとなります。

直接的なメリットはこのようなものですが、間接的にも以下のメリットもあるので、取得して損は無いでしょう。